6円台だった価格は一気に50円まで上昇し半月程で約10倍になりました。5月に高騰した理由は三菱東京UFJ銀行と提携したニュースとメガバンクや地銀など56銀行が参加しリップルを使った送金サービスを検討する内外為替一元化コンソーシアムに三菱東京UFJ銀行が参加したニュースです。
また、リップル社が保有する550億XRPについてのロックアップ計画発表も好材料となりました。このロックアップ計画により2017年末までリップル社が保有している550億XRPを売却しない、550億XRPは55ヶ月にわたり10億XRPごとにロックアップが解除されるが、全て市場に放出するわけではないことが発表され好材料となったわけです。
目次
投資前に知っておくべき事
通貨概要
まずリップルというのは「仮想通貨」と言われていますが、実際には通貨自体のことを「リップル」とは呼びません。リップルというのは、アメリカの「Ripple Inc」という会社によって開発が進められている、金融商品の決済・送金システムです。現在の銀行などの金融機関で行われている金融商品の送金システムをより効率的かつコストが掛からないようにすることを目指しています。
リップルのシステムがどのようなものかものすごく簡単にいうと金融商品間の取引に仲介通貨を導入してやり取りをスムーズにするといったものです。国際的な決済で日本からアメリカに送金がされる場合日本円から米ドルに変換して決済する必要があります。日本円とか米ドルなどであればすぐに変換することができますが、もっとマイナーな国の通貨だとすぐに変換することはできず、かなり処理に時間と手間がかかります。
そういった、手間がかかる送金時の手続きを共通の「仲介用の通貨」を使うことで簡略化しようという試みがリップルの決済システムになります。そして、このリップルというシステムの中で「仲介通貨」として使用されるのが「XRP」という仮想通貨です。このXRPのことが「リップル」と呼ばれています。
仲介用の通貨なので一般に私達が利用するような場面でリップル(XRP)が登場する機会はほとんどないかと思いますが、銀行などの金融機関でリップルのシステムが普及すれば仲介通貨のXRPも価値が上昇するだろうと考えられており注目が集まっています。
リップル「xrp・ripple」のチャートと将来性
リップル自体は現在着実に色々な会社、金融機関と提携を取り付け今後成長していく期待を見せているのですが、一般ユーザーのXRPの取引は制限していくような動きをしています。2016年にはリップル公式のripple tradeでのrippleウォレットが廃止されました.
原状は別の会社のウォレットを使えますし仮想通貨としてXRPは存続していますが、Ripple.Inc自体はXRPの個人ユーザーの取引をなくしてBtoBビジネスに専念する気なのではとの憶測が流れています。長期的にXRPがどうなるかはなんとも言えないですが、短期的には現在様々な銀行との提携が進んでいて、「どこかの銀行と提携した!」といったニュースがでるたびXRPが急騰している模様。
将来的に1XRP=100円になったとしましょう。つまり100円をドルに交換するのに1XRPが必要になりますよね.
ブリッジ通貨XRPには数に限りがあります。1,000億XRPが上限です。ということはわずか100円をドルに換えるのに1XRPも使わなければいけないと考えると1,000億XRPしかなければ10兆円しか送金できないってことになりますよね。10兆円しかと言える理由は米ドル円が1日で取引される量が90兆円だからです。XRPは日本だけでなく世界中の銀行と提携を進めて居るんですよね。つまり、世界中で国際送金をしようと思うと、XRPの価値が100円では数に限りのあるXRPでまかなえないことはあきらかです。
じゃーどうしたらリップルが国際送金のためのブリッジ通貨としての役割を果たせるかというと・・・・価格が上がれば良いということになりますね。1XRP=1,000円であれば100兆円、1XRP=10,000円であれば1000兆円ですもんね。この仕組みってXRPを使う人が多いほど価格が上がる仕組みになっていますね!世界の大手銀行がリップルを採用した国際送金サービスを展開するということでXRPの値段もさらに急騰しています。リップルというシステム、プロジェクト自体はどんどん実現に向かっている感じみたいで楽しみですね。
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イーサリアムクラシック「Etc・Ether Classic」
について
まとめ
リップルは銀行間での送金に特化した仮想通貨でビットコインのように決済目的ではありません。海外への送金を早く安くできるのならば需要はあるのは間違いないですね。
それでは、また。
リップルのXRPというのは、例えば日本円から米ドル、米ドルからユーロに両替する時に、リップルを通過するために、一瞬だけXRPになる、そのため「ブリッジ通貨」という位置づけとなっている。
リップルネットワークの「ブリッジ通貨」として作られたXRPは、利用するたびに、消滅する仕組みとなっているので、基本的には価格の変動がないとされている。けれども、実際には価格が変動しており、Rippleウォレット内に「現物」として保有する事が可能。
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