イーサリアムは大型アップデート「メトロポリス」を間近に控えています。10/9にアップデートが実施される予定です!
イーサリアムには以下のような開発段階が4段階あります。1.フロンティア(Frontier)
2.ホームステッド(Homestead)
3.メトロポリス(Metropolis)
4.セレ二ティ(Serenity)今回、予定されているアップデートとは現在のホームステッドから3段階目のメトロポリスにアップデートします。最後はセレニティで完成します。
1.匿名性の強化
新しく「zk-SNARKs」もしくは「ゼロ知識証明」という技術を導入することで、これまで以上に匿名性の高い取引が可能になります。実はこの技術コインチェックでも取り扱われている匿名通貨「Zcash(ZEC)」との共同開発で実現したそうです2.スマートコントラクトの簡略化
難しいプログラミングが不要になることで、スマートコントラクトの実装がより簡単になります。3.セキュリティの強化
ハッキング対策としてネットワークのセキュリティが高くなります。4.マイニング難易度の減少
イーサリアムはPoWからPoS(コストダウン)への移行を目標としていてこの移行をスムーズにするために「デフィカルティボム」という仕組みが設計されました。その結果マイニングの難易度が減少します
目次
投資前に知っておくべき事
通貨概要
イーサリアムは「イーサリアムプロジェクト」という新しい試みを実現しようとする計画・組織があり、その計画のために必要な技術として提供されているアプリケーションやソフトウェアなどのプラットフォームの総称です。
このイーサリアムプロジェクトにて使用される仮想通貨のことを「ether(イーサー)(ETH)」と呼びます。ビットコインは仮想通貨バージョン1.0の時代のものその他の仮想通貨はバージョン2.0のものと表現されることもあります。イーサリアムは仮想通貨のバージョン2.0にあたるものでETHという仮想通貨によって「スマートコントラクト」を実現しようという目的があります。スマートコントラクトというのは「賢い契約」とか「自力執行権のある契約」などと訳されたりしますが、端的に表すと契約の条件確認や履行までを自動的に強制させられる仕組みと言われています。
イーサリアムでは契約の記録も台帳で管理される
仮想通貨の代表格であるビットコインではシステムによって通貨の取引履歴が書かれている台帳をP2Pという分散管理システム、ブロックチェーンと呼ばれる不正改ざん防止の仕組みで管理することで通貨としての信頼性を確保しています。イーサリアムはこのビットコインの性質に加えて台帳に契約の情報も付与し管理します。
契約というのは端的にいうと条件です。「契約も一緒に管理する」という部分がビットコインとの一番大きな違いであり、イーサリアムの一番の特徴になります。
イーサリアム「ETH」のチャートと将来性
イーサリアムがマイクロソフトと提携したというニュース。イーサリアム×マイクロソフトのプラットフォームには続々と大手金融機関が参入してくる可能性を秘めています。マイクロソフト社との提携によって企業向けイーサリアムプラットフォームである「Enterprise Ethereum」が発足し、超大手企業が続々イーサリアムを使用を検討するという動きをみせています。
この動きが実際に実を結んで、大企業がこぞってイーサリアムを使用するようになれば、一気にイーサリアムが全世界で普及する可能性を秘めています。仮想通貨全体的にバブルといわれるほど価格が高騰しているという理由もありますが、イーサリアムは様々な企業によって使用される可能性が高いという情報が多く飛び交っているので、今後の可能性がすごく期待されている印象です。
イーサリアムのプラットフォームから作られた新たな仮想通貨であるthe DAOという通貨を経由して、イーサリアムが不正に抜き取られるという事件です。the DAOという通貨の中にあったプログラムのバグを利用してイーサリアムが大量にハッカーの手に不正取得されました。
イーサリアムはこの事件の対応として修正作業(ハードフォーク)を実施して、不正取得された通貨を使えなくする対策を実施しました。対策として行った「修正(ハードフォーク)」という行為が「仮想通貨の理念に反している」と考える人が多数いたからです。
そこで、イーサリアムの修正(ハードフォーク)に反抗する人達によって、イーサリアムから分派した通貨が作られました。
それが「イーサリアムクラシック」です。
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コインチェック「coincheck」で購入できる仮想通貨一覧
イーサリアムクラシック「Etc・Ether Classic」
について
まとめ
イーサリアムとコインは用途が全く違う仮想通貨です。ビットコインは決済用なので消費者が使うお金、イーサリアムは主に会社が契約などに使えるので用途は幅広いです。仮想通貨での基軸通貨はビットコインですが、イーサリアムも時価総額第2位なので地位を確立してほしいところですね。
それでは、また。
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